私は授業で教えることはほとんど全て「復習プリント」や「復習カード」にしますが、知識や解法だけでなく、摸試を受ける前の「目標」と受けた後の「反省」もプリントやカードにしておいて「試験の受け方」も上達してもらうことを目指しています。
受験学年になって試験範囲のない摸試が始まると、いよいよ入試を意識した受け方が必要になるので「試験直前期・前日・当日にすること/してはいけない事」というプリントをよく作ります。
その中の一つとして「答案が配られてから試験が始まるまでに持つべきイメージ」というのがありますが、どういうイメージを持つよう言っているでしょうか?
リアルでもネットでも「スラスラ解いている姿をイメージしろ」という人を見かけますが、私が生徒に指導するのは正反対のイメージです。
「得意な範囲は出ず、苦手な範囲が出て大苦戦する!」まずはこれです。これをリアルにイメージしてもらいます(意地悪な先生だ…)。続けて「それでも出来る問題を見つけて、最後まで必死で粘って1点でも多くかせぐ」ことをイメージしろ!!と言います。
簡単に言うと「何があっても、諦めずにがんばる!!」というイメージです。
何故こういうイメージを持たせるか、大人の方なら分かると思います。
現実は「良くも悪くも」思い通りにいきませんよね?
その中で自分の意志で確実に出来るのは「やり抜く覚悟」だからです。
ですので、保護者の方からも「絶対大丈夫だから」「きっと合格するよ」という結果を含む声かけよりは「力を出し切りなさい」「最後まで頑張りなさい」のような結果を含まない方が望ましいと思います。
そして受験が終わったら結果に関わらず、まずは一言「最後まで、よくがんばったね!」と讃えてあげて下さい。
よろしくお願いします。m(_ _)m
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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