「予習シリーズ」を使っている小5の中学受験生の方へ
この記事では東大卒講師歴20年超の図解講師「そうちゃ」が予習シリーズ5年(上)の第16回「旅人算とグラフ」を分かりやすく図解します
初めから読んで理解するのも良し、分からない問題の図解だけを見ても良し、自由に使って実力アップに役立てて下さい!
はじめに(ヨリシスについて)
ヨリシス by そうちゃ式
講師歴25年の図解講師「そうちゃ」が、予習シリーズ(が理解させようとしている学習体系)をスルッと理解できる「ヨリシス (Yo-Resys) by そうちゃ式」を始めます♪
予習シリーズベースで学習している小学5年生で「算数が難しい!」テキストが良くわからない…」と悩んでいる方へそれ、当然の悩みです。予習シリーズは分かりやすいテキストなのですが、4年の途中からだんだん難しくなり5年になると4年内容が前提となるので、1回分の内容は4年の最初と比べると3倍くらい!(マジで)
本来「4年内容の復習→5年内容の導入→定理公式の使い方→例題→標準問題→応用問題」という順番で学習するのが望ましいのに、授業がいきなり例題や標準問題からはじまってしまうと算数が苦手な生徒さんは「ぜんぜん分からない!」となってしまいます(涙)
もちろん、予習シリーズには「復習パート」があるのですが、その量が十分でなく、また例題なしの「いきなり標準問題」や標準問題なしの「いきなり応用問題」もあって、算数が苦手な生徒さんが「予習シリーズ」本体を十分に時間をとって予習しても完全に理解するのは難しいです。
じゃあどうすればいいの…と思ったあなた、お任せ下さい
「ヨリシス」について
「ヨリシス by そうちゃ式」は、算数が苦手な人でも理解しやすいように「予習シリーズ」の中身を並べ替えて(再体系化=リシス)そうちゃの図解を加え、さらに例題・問題の前後や途中に前提となる事柄や4年の復習を「補完例題」「補完問題」として追加したものです
算数が苦手な人でも、つまづいた例題・基本問題・練習問題の前にある「補完問題」を学習すれば、つまづきが解消して練習問題も解けるようになるでしょう。
「ヨリシス」の見方
例題,基本問題,練習問題
→「予習シリーズ」掲載の問題
番号に「’」がついているもの(ダッシュ版)は改題/自作バージョン
ダッシュ版には問題とそうちゃ式の図解がついていますが、ダッシュなしの原本版は著作権保護のため問題文は非掲載で図解のみです。
(例題はできるだけダッシュ版にして問題を掲載しています)
補完例題,補完問題→予習シリーズの例題や問題だけでは理解が難しい場合に、前提事項を基本解法を補うために追加したものです。
分からない問題の前に「補完」がある場合は、まずそちらを読むと良いでしょう♪
学習ガイド
テキストの補習に
各回のはじめに例題(類題)・基本問題・練習問題へのリンクである「問題目次」があります。
テキストを学習していて分からない例題・基本問題・練習問題がはっきりしている場合は、各回最初にある「問題目次」からそうちゃ式の「図解」へとジャンプして下さい
算数が苦手でない人は図解を見て理解できたら、ノートまたは「そうちゃ式ワーク(予リシス)」で自分でも書けるか試せば良いでしょう。
算数が苦手な人は、いきなり図解を見るよりは、その前にある「補完問題」を十分に理解(復習)して、それから図解を学習しましょう。「補完問題」も分からない場合は「そうちゃ式1号館/2号館」の該当記事へジャンプして学習して下さい。
テキストの予習に
算数が苦手な生徒さんは4年の範囲を完全に忘れていることが珍しくありません。授業の前に「ヨリシス by そうちゃ式」で各例題の前にある「補完問題」を解けるようにしておくと4年範囲が復習できて授業が分かりやすくなるでしょう。
テキストの代わりに
塾なしで予習シリーズをベースに学習していて、算数が苦手な人は予習シリーズの代わりに「ヨリシス by そうちゃ式」で学習しても良いでしょう
また講習期間などにテキストを予習・復習したい人も予習シリーズ本体よりも「ヨリシス by そうちゃ式」のほうが学習しやすいと思います。
「ヨリシス」総目次(リンク)
4(上)
4(下)
5(上)
1「約数と倍数」/2「面積の求め方」/3「割合」/4「差集め算(&過不足算)」/5「総合」
6「濃度」/7「売買」/8「多角形の回転/転がり」/9「円の回転/転がり」/10「総合」
11「並べ方」/12「組み合わせ方」/13「速さとグラフ」/14「水量変化」/15「総合」
16「旅人算とグラフ」/17「色々な旅人算」/18「数列と数表」/19「点の移動」/20「総合」
5(下)
今回の学び方
今回は、同一の状況ごとにまとめて「追いつき」→「出会い」→「折返し」→「往復」と再体系化(リシス:resystemize)しました
そうちゃ式では、「折返し」と「往復」は円周旅人算の後に学ぶのが分かりやすいと考えています。通塾していない方は飛ばしても良いと思います
テキスト問題へのリンク
テキストで分からない問題がハッキリしている人は、こちらのリンクから解説を御覧ください。
て下さい。
(本回)
◆例題[1(1)/(2)/(3)/(4)//2//3//4//5//6//7]
◆基本問題[1(1)/(2)/(3)/(4)/(5)/(6)/(7)/
1(8)/(9)/(10)/(11)//2//3//4]
◆練習問題[1(1)/(2)//2(1)/(2)//3//4//5//6]
==================
(総合回:20回)
◆基本問題[2(1)/(2)//3//4//5]
◆練習問題[3(1)/(2)]
また、演習問題集の解説を知りたい方はコチラから
(本回:16回)
◆反復基本[1,2,3,4,5,6]
◆反復練習[1,2,3,4,5,6]
◆トレーニング[1,2,3,4,5]
◆実戦演習[1,2,3,4,5]
==================
(総合回:20回)
◆ステップ1[1,2,3,4,5]
◆ステップ2[1,2,3,4,5]
◆ステップ3[1,2,3,4,5]
算数が苦手な人/解説がよく分からない人は、リンク先から少し上にある前提になる問題を見ると確かな理解ができるでしょう♪
リシステマイズ
導入(相対速度)
人が2人になったときの変化を状況ごとに理解する
4つの場合「出会い」「別れ」「追いつき」「引き離し」
同じ方向の場合(追いつき,引き離し)→相対速度は差になる
反対方向の場合(出会い,別れ)→相対速度は和になる
追いつき(引き離し)
状況図で理解
例類2
基本1(2)引き離し
基本1(4)追いつき
基本1(5)追いつき
練習2
グラフを読み解く
例類4
基本3
出会い(別れ)
状況図で理解
例類1
基本1(1)別れ
基本1(3)出会い
グラフを読み解く
例類3
基本2
出会いを速さの「差」で解く
補完例題
追いつきと出会いの総合問題
練習1
練習4
折返しの旅人算(同地出発)
折り曲げられた経路を伸ばして一本の直線にする
速さの和で解く
例類5
基本1(6)
基本1(7)
速さの差で解く
例類6
総合?
練習5
往復旅人算(異地出発)
これは円周旅人算を学習してから学習する方が分かりやすい(汗)
例類7
基本4
練習3
ご案内
プリント販売(予定)
この記事で扱った基本問題・練習問題の図解プリントを記事公開期間のみの特別価格で販売しています。「教材販売所」の「ヨリシス」を御覧ください。
オンライン授業
ほぼ毎週「予習シリーズ5年」のカリキュラムに沿ったオンラインのスポット授業の生徒さんを募集しています。
無料体験は実施しませんが、初めての方は「ネタ割引」をご使用いただくと野口英世1枚程度で受講が可能です。
1回だけ短時間でも受講可能です。2回目の方は「クーポン」で安く受講が可能です
詳しくは「『そうちゃ式 家庭教師』オンライン授業」を御覧ください
終わりに
この記事を活用して成績アップを図り、志望校合格へ一歩でも近づくことを祈ります。
焦らず頑張って下さい。応援しています!