[作成中]過去問学習を中心にした志望校対策の手順

小学6年の2学期は「過去問」を中心とした学習をする時期です。

手順としては
➀受験校(安全,相応,挑戦)を決める
➁過去問演習して得点計画を立てる
➂強化方針を決める
➃教材と学習計画を立てる
この後はじめて学習開始となります。
⑤過去問演習で確かめる

それぞれを細かく見ていきます。

「受験」校を決める

「志望」校との違い

「志望校」とその順位は純粋に本人ご家庭の気持ち(主観)で決めて良いのですが、「受験校」は違います。

「受験校」は摸試での成績(客観)で決める学校です。

「安全校」「相応校」「挑戦校」の3つのグループに分類して、別の基準で始める時期や仕上がりを判断します。

分類

安全校

摸試の80%偏差値を超えることが多い学校を「安全校」とします(「滑り止め」「抑え」)

塾では営業上の理由または楽観的な観測から少し高めの学校を「安全校」として勧めることがあり、必ずしもここで言う「安全校」ではないことに注意して下さい。

相応校

摸試で50%はだいたい超えるが80%には届かないこともある学校を「相応校」とします

挑戦校

摸試で50%に届かないことが多い学校を「挑戦校」とします。(「チャレンジ校」)

安全校設定のお願い

ご家庭ごとに「せめてこのラインの学校に行ってほしい」があるのは当然です。

しかし、さらに「このライン以下の学校には行かせたくない(公立に行かせる)」「そのレベルの(行かせない)学校を受けてもしょうがない」という理由で安全校を設定しないことがあります。

このように「安全校」を設定しない場合に、いわゆる「全落ち」というのが発生します。

「全落ちしたから公立」というのは生徒さんには非常に酷な話で、自信喪失につながりその後の学習生活と親子関係に確実に悪い影響を及ぼします。

私が思うに、成績はどうあれ受験勉強に取り組んだ生徒さんには何か見返りがあるべきです。

小学生にとって、どんなレベルの学校であれ「合格」というのは人生で初めて勝ち取った勲章で、自信の源になります。

「合格しても行かない」でも良いのではないでしょうか?

必ず「安全校」を設定して「合格」をプレゼントしてあげて下さい。お願いします。

 

得点計画を立てる

意味

「得点計画」とは、それぞれ受験校で決める各科目ごとの目標点数(点数分配)です。

安全校は点数に余裕があるので得点計画はいらないことが多いでしょう。

「相応校」「挑戦校」については得点計画を立てることをおすすめします。

決め方

目標合計点

過去問本に受験者平均点と合格者平均点が載っていることが多いので、それを参考に「何点くらいとって合格するか」=目標合計点を決めます。

「相応校」は合格者平均と合格最低点の間くらいを目標合計点数にします。

「挑戦校」は合格最低点、ギリギリで合格する点数を目標にします。(合格最低点が載ってない場合は合格者平均と受験者平均の間に決める)

科目毎の目標点

次に、各科目ごとに何点くらいを目標にするか(点数分配)を決めます。

これは受験生個人の科目毎の得意不得意だけでなく「その学校の出題傾向との相性」を考慮しないといけないので、過去問を実際に解く必要があります。

そのため当サイトでは、夏に「相応校」はもちろん「挑戦校」の過去問を解くことをすすめています。

採点結果を見て「相性」を分析します。参考記事「過去問演習の結果分析の方法」を見て下さい。

得意不得意と相性をあわせて考えて、科目毎の得点計画を立てます。

例えば国語が苦手でも、受験校の国語の平均点が算数よりもかなり高い受験校の場合は国語の目標点を算数より高く設定したいところです。

ところが実際解いてみると運悪く国語の出題傾向が自分の苦手なタイプ(相性が悪い)の場合は、「国語と算数で同じくらいの点数を取る」+「国語の不足分を社会で補う」作戦を立てます。(または志望校を再検討する必要があるかもしれません)

そして、得点計画に時期による補正をかけた点数(例えば8月なら✕0.6くらい)点数と実際の得点を比べてどのくらい差があるかをみます。

((表))

これが大きい科目(単元)を優先的に強化しないと合格は見えません。

このように、得点計画を決めることで何を強化すべきかも決まります。

学習教材と計画の決定

得点計画に沿って、強化方針を具体的に立てます。

例えば受験校の国語の物語文が苦手なら物語文の演習を、記述が苦手なら記述問題を強化、等です。

強化すべき科目の学習時間を多めにとるなど、科目間のバランスも検討します。

教材の決定

国語

レベルアップに時間がかかる(半年)ので夏から始めたい。

傾向が似ていて少し易しめの学校の過去問を使うのが一番簡単です。

「安全校」「相応校」「挑戦校」を似た傾向でそろえていれば「安全校」の過去問演習が「相応校」「挑戦校」用の教材になります。

そうでない場合は、新たに過去問を調達する必要があるかもしれません。

国語が得意な生徒

過去問。解いているうちに慣れてくる。

苦手な生徒→やることが多岐に渡るので大変。知識の学習。読解ルールと解答ルールを学ぶ。同じ傾向の易しめの過去問の部分演習で実践。

算数

得意な生徒

塾の総合演習テキストを使用。受験校で出題される分野については難問も解けるようにする。

似た傾向の「難しい」過去問が強化に良い

苦手な生徒

「安全校」の過去問演習と平行して薄いまとめ教材を一冊復習(10月末まで)して穴をなくす。その後塾などの総合演習テキストを受験校で出題される分野を中心に解く。

まとめ教材については関連記事「算数復習のまとめ本比較」を見て下さい。

理社

知識(インプット)については、それまで使っていたテキストにまとめ教材を1つ加える。

解法(アウトプット)については、形式が学校により異なるので、似た傾向の学校を探すのが良い。

学習計画の作成

学習教材が決まったら、特に算理社についてはテキストの学習計画を立てます。

テキストの目次をコピーして、日割りでページ数を計算して期限を書き込んでおく。

 

過去問演習・再検討

このサイトでは8月に過去問を解き得点計画を立てて、秋に学習を開始することをオススメしています。

そして摸試のように定期的に受験校の過去問を解いて、得点計画に近づいているかを計測していきます。

点数が伸びない科目が1つある場合は得点計画を変更して他の科目でカバーできないか考えます。

点数が伸びない科目が2つ以上ある場合は目標合計点を合格最低ラインまで下げて、ギリギリ合格するのを目指します

ギリギリ合格すると入学後が大変じゃない?という意見もありますが、条件付きで大丈夫と考えています。参考記事「ギリギリ受かった学校と余裕で受かった学校どちらに行くべき?」を見て下さい。

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