小6になってやるべき事

こんにちは!「そうちゃ」@zky_tutor(プロフィール)です。ただいま2023年度の家庭教師の生徒さん募集中です。
中学受験生小6で算数が苦手という方へ。
近年は塾のカリキュラム(テキスト)が前倒しされる傾向にあるので、5年生までに中学受験算数の全範囲が一通り終わったという人も多いでしょう。
算数が得意な人は算数各分野単元の応用問題へと進むのも良いですが、そうでない人は6年の春~初夏(7月の摸試あたり)までに総復習をおこない基本のモレをできるだけなくしつつ「どの分野単元でも基本なら瞬殺できる」という状態になっておくのが最優先だと私は考えます
5年までは範囲のあるテストばかりだったので「テストの前にテストの範囲を集中的に学習してテストを受ける」という人が多かったと思いますが、入試は受験算数の全範囲から出題されます(学校によって偏りはあります)。
ですから入試当日には「どの範囲から出題されても大丈夫」という状態にならないと駄目です。とはいえ6年生になったばかりで「どの分野・どの単元から、どんな問題を出されても大丈夫!」というのはさすがに無理…
そこで夏休みの前までに全範囲を復習と再定着させて、最低でも「基本問題なら、どの分野・どの単元から出されても大丈夫」するのを目標にすると良いでしょう。
では、何を使って復習すると良いでしょうか?塾のテキストが使いやすいなら、それを使うのが良いです。すぐに思い出せたり、以前苦手だった場所が分かったりと効率的に学習できるからです。
一方、塾のテキストが使いやすくなかったり、難しくて学習が進まない場合は、市販のまとめ本を購入して復習することになります。
ココでは三種類紹介します。
「ベストチェック(日能研)」
1項目2ページ。左ページが例題と解説で右ページが問題になっている。これが全70項目で合計140ページある。
まとめ本の中では比較的薄い本なので全範囲の基礎・基本を見直すのに便利で定評がある。
長所
特にすぐれているのは「必要最小限度で済ませたい」という人のために?最初に「弱点診断テスト」がついているところ
これを試しに解いてみて、間違えた項目を優先して学習すれば良い仕組みになっている。
短所
欠点は右ページの問題の解答はあるが「解説」がないところ。つまづくと自力では先にいけなくおそれがある。
基礎が抜けている人は、この次の「算数の基本問題」が良い。
オススメ出来る人
算数が比較的得意な小6受験生
「算数の基本問題(日能研)」
ベストチェックと同じ日能研が出している本。1項目が要点・A問題・B問題という3部構成(3~5ページ)になっている。
一冊約20項目で合計約80ページになる。
日能研に通塾中の人は現学年の本だけ買っても用が足りるかもしれませんが、他塾の人は(カリキュラムが違うので)4/5/6年の3冊を同時に購入するのが良いでしょう。
参考のために、各学年の目次を示しておきます。
長所
ベストチェックと違い問題の解説があるので基礎が怪しい人でも安心。
短所
「小4」「小5」「小6」と3冊に渡っているので時間がない人はやり方を工夫しないと終わらない。
ケチらず3冊購入して「小6」に取り組み、弱点と思われる分野は「小5」「小4」に戻るのが良いでしょう。
オススメする人
算数が苦手が生徒さん
日能研通塾生
「塾技 算数100(文英堂)」
ベストチェックをパワーアップしたような本で、けっこうな厚みがある。正直言ってまとめ本というよりはメインテキストという感じだが、1冊にまとまっているので紹介。
ベストチェックと同様に、1単元2ページで左が例題と解説、右が問題という構成。
これが100単元で合計200ページになる。
長所
説明がカラフルで細かいので分かりやすく楽しくなるかも
100単元あるので網羅性が高い
短所
分厚く多いので短期間に終わらせるのは難しい
単元の並び方が少し特殊で、数の問題が一番後ろにある。
オススメする人
1冊で済ませたい人
番外編:四科のまとめ(四谷大塚)
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予習シリーズで定評のある四谷大塚製なので内容はお墨付きです。

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