東大卒講師歴20年の図解講師「そうちゃ」がアドバイスさせていただきます。
受験開始前のお悩み
受験しようか迷っている
中学受験か高校受験のどちらが良いのか…迷っているご家庭も多いでしょう。
中学受験と高校受験では性質が大きく異なり(短期学力勝負と長期総合力勝負)、お子様の性格(ひらめき型とコツコツ型)や現状による向き不向きがあります。
関連記事「中学受験と高校受験の比較」で徹底的に比較しました。
高校受験・大学受験と進むにつれて御家庭が出来ることは減っていき、お子さんの「素」の才覚が結果に反映します。ご父兄・御家庭の知力・財力などをお子さんの成長に反映させたいなら中学受験は良い選択だと思います。
受験の準備って何をすれば?
何の準備もしないのは不安だけど、低学年のうちから「勉強、勉強」と詰め込むのは可愛そう…どこまで準備すればいいの?とお悩みのご家庭も多いでしょう。
確かに最低限度の準備はした方が良いですが、勉強以外の趣味や習い事もすると受験にも良い影響があります。
最低限度の準備は?と言われたら、「知的好奇心を養う」「机に向かって本を開く・字を書く習慣を養う」あたりでしょうか
小さい頃からテレビ(YouTube)ばっかり見てたら「馬鹿」一直線なのは間違いない
参考記事「低学年の間の受験準備」に詳しく書く予定です。
どの塾が良いの???
受験を始めるとして、どの塾に行くのかというのも当然のお悩みです。
塾選びは「難関中に何人合格したか」という進学実績だけでなく、塾の特徴とお子さんの個性・御家庭の教育方針をよくすり合わせて選ばないと後で大変なことになります!
「塾の特徴と選び方」に詳しく書きました。
小4・小5から受験をはじめても大丈夫?
小4・小5で受験を志すお子さんもいるでしょう。
全然無理な話ではないのですが、集団塾のカリキュラムは新小4(3年)の2月から始まっているので、入塾前に準備が必要なこともあるでしょう。
「集団塾に途中から入って大丈夫?」で詳しく書いたので見て下さい。
6年から中学受験できる?
集団塾に拘らなければ中学受験の対策を始めるのは可能ですが、志望校で必要とされる学力と現状の学力の差が大きい場合は合格は簡単ではありません。
志望校対策「のみ」をすることになるでしょう。
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受験開始後のお悩み
4年時の学習法
塾の成績が不調な場合はもちろんですが、成績が好調な場合でも授業の受け方や家庭での取り組みには不足点や改善点があるのが普通です。
学習内容が簡単なうちは努力や地頭で何とかなりますが、学習内容が難しくなるにつれて理解に「穴」ができてきます。
それがある程度広がると「分からない」「点数が下がった」などのトラブルとして表面に現れます(虫歯みたい…)
というわけで、受験勉強をはじめた時期は「穴」ができないように正しい学習法を身につけることが大切です。
参考記事「4年時の学習法」を見てください。
5年時の学習法
5年時に学習上の大きなトラブルがある場合は、4年からの「穴」がかなり広がっている状態なので、クラス分けテストの範囲だけでなく「穴」埋めの復習と再定着をしないといけません。
ところが5年時は単元内容がかなり難しくなるので、現在進行形の単元についていくだけで精一杯で「穴」を埋めるどころか、「穴」がどんどん広がっていってしまうことが少なくありません。そのような場合は短期的な解決は捨てて(!)長期的な戦略の下に「守る」「捨てる」などの覚悟が必要な事もあります。
参考記事「中学受験5年時の学習法」を是非見て下さい
志望校の選び方
2023.6.27準備中
6年時の学習法
6年で始まる範囲の無い摸試で志望校に偏差値が足りない…というのは、ほとんどの受験生に共通の悩みです。
5年までは「算数の実力をつける・成績上げる」ことが大事でしたが、6年では頭を切り替えて「志望校の入試問題で合格点を取る」ことを目標にすべきです。
新春(2月~4月)の学習
作戦を立てるためには過去問を学習の起点にするのがオススメです。
参考記事「6年生時の志望校対策」を見て下さい!
一学期(4~7月)の学習
集団塾に通っていて、成績が今ひとつの人は独自に志望校対策を始めましょう。「集団塾生の春の学習」を見て下さい
過去問も春から始めるのをオススメします。「過去問はいつから始めるべきか」を見て下さい
夏期の学習
秋(9~11月)の学習
「秋の過去問演習の結果を活用する」を見て下さい
冬(直前期)の学習
全範囲どこを出題されても答えられるように見直し・復習を行いましょう。
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科目別のお悩み
算数
国語
理科
社会
受験しない方のお悩み
受験は考えていないけれど、学校の勉強だけでは将来の高校受験・大学受験が不安…というご家庭もあるかと思います。
中学に入ると部活も始まり学習時間を確保できない生徒さんが多く、入学時の学校内の位置を変えるのが難しくなるので、小学生のうちに「地頭」を良くしておくのは非常に大切です。
参考記事「高校受験のための小学生の勉強法」を是非見て下さい。
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