日能研(4年次)算数の学習法

学習上の注意

テキストの特徴

「本科教室」は他の塾のテキストで5年で学習する内容がシレッと混ぜられたりしており、総合的で幅の広い考え方を身につけさせたいという執筆者の意図を感じる

ただ、一つの回に雑多な内容が多く詰め込まれているので学習の焦点を絞りにくいと感じることもある。

さらに公式などをまとめたコーナーがないので、基本を確実に身につけたり、基本を復習して定着させるのには工夫が必要になる

復習素材の必要性

メインテキストが上記のような特徴をもつので、後で困らないように毎週の学習時に最低限度の知識・公式を見直せる状態にしておく必要がある。

自分で復習素材(カードやプリント)を作るのは大変なので「算数の基本問題」(日能研教務部)や「予習シリーズ」を購入しておいて、復習はそちらを使用するのをすすめる。

また育成テストが隔週に行われるので、偶数回目は復習する時間を取りにくい(習ってすぐにテスト)。
そこで育テのない(奇数回の)週末に復習の準備と次単元の予習をしておき、育テの(偶数階の)週は復習と定着に費やせると良い。

休み期間を有効に活用

日能研は休み期間にカリキュラムが進まないので、休みの時期にはやり残した、苦手な単元の復習と素材化をしておく。

4年時に復習と素材化(または利用)をしておかないと、生徒さんによっては5年で頭が混乱して収集がつかなくなるかもしれません。

ステージⅡ(4年)
(前期:2月~7月)

「数の計算と若干の割合・規則性(~5月連休)」→「図形(~6月末)」→「本格的な規則性」という具合に無理の無いペースで、しかも同じ分野が固まって出てくるのでインプットには余裕があります。

第1回:数と量()

この回には、非常に雑多な内容がこれでもかというくらい詰め込まれている。

●数の分解(足し算・かけ算)→参考ページ「素因数分解」

●線分図(足し算・引き算)→参考ページ「線分図講座」

・文章から式を作る

・かけ算の筆算

・単位の変換(重さ・長さ・容積)→参考ページ「単位の計算」

・和の魔方陣

後の学習に重大な影響がある優先事項は「数をかけ算に分解する」「数量関係を線分図にする」

復習プリント

作成中

 

第2回:わり算と1あたりの量()

この回も他塾のテキストでは数単元・2年間に渡る内容が詰め込まれている。なんと他の塾では5年から習う「比」までが紹介されている。

●割り算の筆算→参考記事

・割り算の筆算の虫食い算

●割り算の線分図→参考記事「線分図講座」

●割り算の文章題

・余りの考え方

・カードを並べて割り切れる数(倍数)を作る→場合の数

・約束記号

・1(単位)あたりの量

・比の考え方

後の学習に重大な影響があり優先して定着させるべき事項は「割り算の筆算」「割り算の線分図」「割り算の文章題」

復習プリント

作成準備中

第3回:大きな数の加減乗除()

大きな数

●大きな(0のある)数のかけ算
筆算では0を使わないやり方を憶える→参考ページ

●大きな(0のある)数の割り算
筆算のやり方、特に答えと余りの扱いの違いを憶える→参考ページ

●大きな数と数直線

応用

●積の魔方陣

売買

後に重要となるので「原価(仕入れ値)と売値の差が利益になる」という売買の仕組みを理解して日常生活で意識すると良い。→参考ページ「売買の仕組み」

第4回:四則混合計算()

●分配法則

●計算の順序(カッコ、演算記号)

●約束記号

まとまりのある回。カッコを自分で付けるクセを
→参考ページ「計算の順序」

第5回:□を使った式()

 

~計算例を書くなど確実な方法を身につける

 

第6回:四則混合逆算()

~後の問題で使うので3つの数の逆算はスラスラできるように

 

春期講習

大抵の校舎では、ここで春期講習になります。復習中心ののんびりしたカリキュラムです

ここまでの内容を何かにまとめる練習をすると良いでしょう。

復習プリント

「日能研4年2・3月まとめプリント」

第7回:小数と計算()

~小数までの四則計算を早く正確にできるように

第8回:百分率()

~他塾よりも速く出てくる。頑張って歩合も含めた予習をして復習素材にしておくと5年の飛躍につながる

第9回:数え方・植木算()

~図をサッと書いて考える練習をした上で、基本ルールだけを復習素材に

第10回:数の範囲・がい数()

~ルールを図式化したものをカードにしておくと良い。

第11回:長さ()

 

 

第12回:長方形正方形の面積()

~面積の公式と逆算の問題を復習素材に。

図形などは実際に書く練習をする

第13回:角・平行線()

~錯角の公式と折れ線の例題を復習素材に。

第14回:三角形と角()

 

第15回:三角形・平行四辺形の面積()

 

第16回:台形・ひし形の面積()

 

第17回:多角形の面積()

~難しい問題も入っているが、それよりも他の塾のテキストにある角度の問題が無いので「多角形の内角・外角」を補充して復習素材に

「三角形」「方形」「四角形」は図形を組み合わせた難しい問題も入っているが、(基本公式を復習し続ければ)時間が経てば「そのうち」できるようになるので焦らない。

第18回:周期と余り(周期算)()

「周期算」は図を書き区切って考える練習をする。その上で2つの基本公式(N番目の数の位置、位置からN)と例題3つ(N番目の数の位置、位置からN、N番目の数までの合計)を復習素材にしておきましょう。

第19回:等差数列()

「数列」は重要分野です。テキストでは「数列の和」が出てこないので(私のサイト等で)先取り学習をして、2つの基本公式(N番目の数、数列の和)と例題3つ(N番目を求める問題、Nを求める問題、和を求める問題)を復習素材にしておきましょう。

~他の塾では学ぶはずの「数列の和」がないので独習しておくと良い。

第20回:方陣算()

「方陣算」は(私のサイト等を参考に)「区切り図」「うずまき図」を書いて最外周の石の数を出せるように練習します。またテキストには「中空方陣」がないので(私のサイトなどで)予習しておくとよいでしょう。その上で基本公式(中実方陣、最外周、中空方陣)と例題をカードにしておきましょう。

夏期(8月)

SAPIXはもちろん四谷に比べても、かなりのんびりしています。

前期の復習をしっかり行い(必要なら他のテキストを併用)、復習素材を作っておきましょう。

ステージⅢ(4年)
(後期:9月~1月)

後期も同じ分野が固まっていて、内容もそれほどヘビーでないので「全然分からない!」ということにはならないでしょう。

5年に進む前に正しい学習習慣(図を書く・復習素材を作る)を身に着けておきましょう。

第1回:小数のかけ算()

 

第2回:小数の割り切り算()

 

第3回:小数の割り余り算()

 

第4回:小数の四則混合計算()

 

第5回:樹形図と順列()

 

第6回:図形と場合の数()

 

第7回:比例・反比例()

 

第8回:比例のグラフ()

 

第9回:速さの意味()

 

第10回:速さとダイヤグラム()

 

第11回:和差算・分配算()

 

第12回:差集め算・倍数算()

 

第13回:つるかめ算()

 

第14回:平均算()

 

第15回:集合算(1)()

 

第16回:集合算(2)()

 

第17回:立体図形と体積()

 

第18回:立体図形と表面積()

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