「うちの子、勉強に興味がなくて…」算数が嫌いで…」と嘆いている保護者の方、勉強を楽しくしようと四苦八苦していませんか?
「真面目な」保護者・ご家庭ほど、学習「内容」を工夫しようとして逆効果になっていることがあります。
講師歴20年の私の経験から言わせていただくと、じつはもっと簡単に勉強を楽しくする方法があるんですよ。
それは勉強の「中身」ではなく「環境」「道具」を楽しくすることです。
20年の講師経験で
「勉強が嫌い!」というお子さんに沢山出会ってきました。
というよりも、私の場合は集団塾でうまくいかないお子さんを担当することが多かったので、「勉強が嫌い!」「算数が嫌い!」というお子さんの方が圧倒的多数でした。
そのようなお子さんを「勉強が嫌い…でもない」「算数が嫌い…でもない」から「勉強が…まあまあ面白い」「算数が…たまに面白い」に変えるために、教授法の工夫・定着させるための工夫・テストで点をとらせるための工夫を続け…10年ほどで、ほとんどの生徒さんを楽しませながら学力アップ成績アップさせることができるようになりました。
では、教育のアマチュア(失礼)であるご両親・ご家庭では何もできないのでしょうか?
そんなことはありません。教授法や学習「内容」の工夫は一朝一夕にはできませんが、もっと簡単な方法があります。
それが学習「環境」や学習「道具」を本人の好みのものにすることです。
コスプレと同じ
「勉強が嫌い」というお子さんの多くが、実は学習「内容」が嫌いなのではありません。
「人より出来ない=かっこ悪い自分」や「間違えると嫌な思いをする=息苦しい環境」が嫌いなことが多いのです。
もちろん「出来ない」から嫌いというのもありますが、嫌いなままでは勉強が進まずにますます出来なくなるという悪循環にハマってしまいます。
そこで、まだ成績が上昇気流に乗る前のお子さんの場合まず「勉強嫌い」でなくすことが必要で、そのためには「かっこ悪い自分」や「息苦しい環境」を変えるのが近道なのです。
「環境」を変える例としては、自宅の学習スペースを好きな漫画・アニメ・ブランドのキャラクタグッズで飾ったりして自分の好きな空間にすれば、そこで行う「学習」に対する「嫌い」が少し弱まります。
真面目なご家庭・ご両親だと、勉強する空間は「真面目」な雰囲気にしようと思いがちですが、「真面目」な雰囲気は塾や学校だけで十分です。それ以外の勉強場所で「真面目」「堅苦しい」雰囲気は必ずしも必要ではありません。
「道具」はもっと簡単で、学習スペースを飾る好きなキャラクタ関連の文房具を塾専用(これが大事)に用意して使うことで、好きな空間の好きなキャラクタと一体化した「かっこいい自分」になって、少し「嫌い」が弱まります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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