難しいと感じる原因
実は4年時点では四谷大塚の方が細かい内容や高度な解法を扱っていることもあります。
それなのに4年の時点でサピックス通塾者の方が「分からない」「難しい」と感じることが多いのは、テキストの「体裁」が原因と思われます。
サピックスの「Daily Sapix」と四谷大塚とWアカが使用している「予習シリーズ」を比べてみます。
YWとの比較
予習シリーズ
一学年分が上下二冊にまとまっている。
事前配布なので予習がしやすい
目次があるので復習がしやすい
デイリーサピックス
冊子形式で一年で合計50冊以上!
授業時配布なので予習できない
「通しの目次がない」ので復習しづらい
最後の特徴のせいで「つまづいて復習をしたい」時や「あらかじめ復習(予習的復習)をしたい」時に非常に困ります。
補助テキストのすすめ
このようにサピックスのテキストは予習が出来ないというだけでなく「つまづいた」場合のリカバリーが非常に難しいので、別に補助テキストを使用するのが良いでしょう。
一冊ですませたい
1冊で済ませたい場合は、本体200p,解答解説100pの計300pと多少厚くなりますが「塾技100算数」(文英堂)が良いでしょう。重要基本事項が網羅してあります。
算数が苦手な場合
算数が苦手なお子さんの場合は、日能研が出している「算数の基本問題」(日能研教務部)が薄くコンパクトにまとまっていて使いやすいでしょう。カリキュラムが異なるので、算数4年5年6年の3冊を同時に購入するのが良いでしょう。
無難な選択
「予習シリーズ」を四谷大塚のサイトから購入するのもよいでしょう(会員登録すれば購入可)。これもカリキュラムが違うので、4年5年(上)(下)各2冊、計4冊を同時に購入するのをすすめます。
各参考書の詳しい比較は「算数のまとめ教材比較」を見て下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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