「学研」なので中身はしっかり
学研さんが出してます
その問題集とは「毎日のドリル」(学研)です。
「学研」さんから出ているので、問題集の中身自体はしっかりしたオーソドックスなドリルです。切り取り可能な一枚一単元なので毎日少しづつ継続的な学習習慣を身につけるのに役立ちます。
((画像を準備中です))
学習意欲のあるお子さんなら、買ってすぐに取り組んで学習事項の定着と学力アップを図れるでしょう。
先取り学習に使う時は注意!
2020年度から学習指導要領が新しくなる関係で、このシリーズも改訂版が出されます。
来年度の学年の内容を先取りしようという場合は内容がズレている可能性があるのでご注意下さい。
さらに
やる気を引き出す工夫が!
「評判が良い問題集を買っても、子供が取り組んでくれないと無駄になってしまうし…」と心配の保護者の方は多いと思います。
学研さんでも同じように考えたのでしょう、この問題集にはお子さんのやる気を引き出す工夫がしてありました。それが「スマホアプリとの連携」です。
ひと味違う連携
「スマホアプリとの連携」と聞いて思い浮かべるのは「解説動画が見れる」とか「添削をしてもらえる」というような「追加コンテンツ」「追加サービス」が多いと思います。
それに対してこの問題集のアプリは「演習結果を入力させる」というもので、特別なコンテンツが追加されるわけではありません。
教える立場の私自身が最初にそれを見たときも、失礼ながら「こんなもの別に使わないだろうなぁ…問題集自体がしっかりしてるから、どうでもいいや」と思ってしまいましたw
ところが、実際に生徒さんにやらせてみると…冒頭の「あの問題集やりたい!」という結果になって、私も驚いたという次第です。
アプリ連携学習の紹介
まず自分の名前を登録して使用キャラクタを選びます。
男の向け?のキャラもいます。
そして、問題集を解く際にはアプリを開きページ数を入力します。タイマーがついていて所要時間を測って記録するようになっておりメリハリをつけた学習ができます。
タイマーをスタートして問題集を解き始め、終わったらタイマーをストップして自己採点を行い、アプリの記録欄に点数・時間をアプリに入力します。するとキャラクターのための部屋やアイテムを獲得できます。
これが子供にとっては楽しいようです。上の写真で私の生徒さんはキャラクターに「おやつ」をあげて喜んでいましたw
さらに「次の部屋をゲットできるまであと○ページ」という表示もされるのでRPGのレベル上げのように「あと○ページといてしまおう」とやる気を引き出すのでしょう。
アナログとデジタルの理想的な組み合わせ?
近年タブレットを用いたデジタル学習が普及しつつありますが、科目や学習分野によっては「紙に書く」という作業が絶対に必要です。
学習自体はアナログの紙と鉛筆で行いつつ、モチベーションアップをデジタルで行うという組み合わせは良いかもしれません。
苦手分野をピンポイントで訓練
ピンポイント!
この問題集は他社のドリルと同じように学年ごと・分野ごとに別れているので、苦手な分野だけを購入してピンポイントで無駄なく特訓することが出来ます。
あくまでも二冊目として
ピンポイントで学習できるというのは、コレ一冊で算数全般を学習できないということでもあります。
したがって、この本はあくまで「二冊目」の問題集として使うのが良いでしょう。
あなたにオススメなのは…
小学3年生用
分数の学習をしたい
→「計算力」よりもこちらの方が分数が多めです
小学4年生用
小数・分数の計算練習をしたい
→こちらがオススメですが、文章題が全く無いのでご注意下さい。
各分野(小数・分数など)の文章題を解きたい
小学5年生用
小数・分数の計算練習をしたい
→こちらがオススメですが、文章題は全く無いのでご注意下さい。
割合の計算問題・グラフの問題を解きたい
→こちらがオススメですが、文章題はありませんのでご注意を
各分野(小数・分数・割合など)の文章題を解きたい
小学6年生用
分数の計算練習をしたい
→こちらがオススメですが、文章題が全く無いのでご注意下さい。
各分野(小数・分数など)の文章題を解きたい
あとは…
練習あるのみです!
お子さんの成績アップを心より祈ります。
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